結婚祝い贈ろうと考えたときに、どんなアイテムを贈るのかも大切ですが、ぜひ縁起物のモチーフにも目を向けてみませんか？健康・長寿・幸福・いつまでも仲睦まじく…などのさまざまな意味がこめられているモチーフはたくさんあります。今回は、結婚祝いにぜひ取り入れたいおすすめのモチーフをご紹介します。

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結婚祝いに取り入れたい縁起物

結婚祝いに何を贈るかも大切ですが、大きなお祝いごとなので縁起物とされるモチーフを取り入れるのもおすすめです。ここでは、結婚祝いに縁起が良いとされる主なモチーフをご紹介します。

おしどり

「おしどり夫婦」の由来とされているおしどりは、結婚祝いに適した縁起物です。おしどりとはかもの仲間で、つがいを作って行動します。常にペアでいるところを目撃されやすいおしどりから、いつまでも寄り添って幸せになって欲しいといった意味が込められているのです。

鶴亀

「鶴は千年、亀は万年」という言葉は、縁起が良いとしても有名です。どちらも長寿を表すことから、長く元気で過ごしてほしいという意味合いがこめられています。とくに鶴は「つがい」を作り、一生を添い遂げる鳥。生涯仲よく一緒にいることを願う点でも、結婚祝いに適した縁起物といえます。

ひょうたん

ひょうたんは、果実がたくさん実る植物です。またその形が女性の体のようなくびれを連想させることから、子孫繁栄を意味します。子どもを望んでいる夫婦への結婚祝いには、ぴったりの縁起ものです。また、風水では健康運・金運に良いとされているので、お祝いの贈り物として人気があります。

フクロウ

フクロウは幸せの語呂合わせとして、縁起物によく登場する鳥です。代表的なのは「不苦労（苦労がない）」や「福来郎（福が来る）」で、お祝いの贈り物をする際に適しています。とくに新しい門出に人気の縁起物となっているため、新しい人生を歩み始めた2人へのお祝いにはぴったりです。

結婚祝いには避けたい物

結婚祝いには、縁起が良くないという点から避けたほうがいい物もあります。ここでは、結婚祝いに避けるべき物をご紹介します。

刃物類

刃物類は「縁を切る」ことが連想されるため、縁起が悪いとされています。しかし近年では「運を切り開く」と、縁起の良い意味で使用される例が見られることも。しかし年配の方の中では縁切りイメージが根強い場合が多いため、避けておくのが無難でしょう。

割れるもの

ガラスや陶器は壊れやすい・割れやすい特徴があるため、夫婦仲にヒビが入る意味合いとして縁起が悪いとされてきました。しかし近年では、ペアのグラスや食器などが、プレゼントとして推奨される傾向があります。新郎新婦が欲しがっていたなどの場合は、気にせず贈って問題ありません。

覚えておきたい結婚祝いのマナー

結婚祝いは、贈る際にもマナーを意識するとより丁寧になります。とくに目上の人などに送る場合は、以下のマナーを参考に贈りましょう。

結婚祝いを贈るタイミング

結婚祝いを贈る場合は、タイミングにも注意するといいでしょう。

 

• 結婚報告後、結婚式があるのなら式の1週間前まで
• 結婚式をあげないとわかったら、結婚報告から1か月以内

 

一般的には、以上がベストなタイミングとされています。ただし、仲の良い友人だから、直接会って手渡したいなど、スケジュール調整が難しい場合もあるでしょう。この時期以外に渡したからと言って縁起が悪い訳ではないので、臨機応に対応しましょう。ただし、上司やお世話になった知り合いなどフランクな関係でない場合は、この期間を参考にお祝いを贈ってください。

熨斗の種類に注意

結婚祝いには、熨斗を付けるのが一般的なマナーです。熨斗にはさまざまな種類がありますが、結婚祝いでふさわしいのは「水引」と呼ばれる熨斗になります。水引はさらに「結び切」「あわび結び」「梅結び」と分類されますが、それでも問題ありません。迷った際は最もメジャーな「結び切」を選びましょう。

 

一方で「蝶結び」はほどけやすい結び方で縁起が悪いとされているため、使用しないように注意してください。

縁起物を贈って2人の門出をお祝いしよう

結婚祝いには、縁起物を取り入れるとよりお祝いの気持ちが強くなります。日本には縁起物とされるモチーフや柄がたくさんあるので、ぜひ意識して選び、2人のおめでたい門出をお祝いしましょう。