働く女性の通勤バッグには、ノートパソコンや書類などのほか、スマホや財布、化粧ポーチ、折りたたみ傘などたくさんのアイテムが入っています。その重さは、約3〜4kgにもなるといわれており、肩こりや腰痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか。通勤バッグを軽量化するためには、バッグの中身の見直しが必要です。

 

そこでこの記事では、通勤バッグの軽量化を実現するために、バッグの中身を減らす整理テクニックについてご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

通勤バッグの中身を減らすには？

通勤カバンの中身を減らすには、まず、バッグの中身をすべて出すことから始めましょう。出してみると、物の多さに驚くと思います。その中から、バッグに最低限入れておくべきアイテムを選別していきましょう。選別方法については、以下でそれぞれくわしく説明します。

通勤に必要なものだけ選ぶ

通勤バッグのなかに入れるものとしてふさわしいもの、そうでないものを選別していきます。折りたたみ傘を常に入れている方も多いですが、雨が降らない予報であれば置いていきましょう。もし不安があれば、職場に置き傘として常備しておくと、夕方から雨という時にも役立ちます。持っていれば安心なアイテムが増えると、バッグの中身は増えていく一方です。

 

「安心感より実用性」を重視することで、自然と物は減っていきます。職場に置いておけるものは、持ち歩かないようにしましょう。

化粧ポーチの中身を見直す

女性の通勤カバンのなかで、最もスペースを占めているのが化粧ポーチです。化粧ポーチの中身を見直すとバッグの重量がかなり軽減できます。化粧品は、化粧直しに必要なものだけに絞って入れるよう心がけましょう。化粧下地や日焼け止めといったアイテムは、化粧直しには不要です。リップグロスやアイブロウ、ヨレを直すパウダーなど、アイテムを絞っていきましょう。

 

職場用として化粧品を分けて置いておくことも化粧ポーチの中身を減らす方法の一つです。

不要なポイントカードは捨てる

財布の中身を見直すことも通勤バッグの軽量化に繋がります。バッグを軽量化するためにも、一度中身を全部出して、要るもの要らないものに分けて整理してみましょう。ポイントカードが必要以上に入っているようであれば、アプリ管理できるものは電子化し、日常的に使わないポイントカードは、自宅に置いておくか、思い切って断捨離してみてはいかかでしょうか。

 

財布には、その日必要な現金とクレジットカード1枚、免許証、定期券だけに絞れば、財布の中身がスッキリするだけでなく、財布そのものをコンパクトサイズに変えることも可能です。

通勤バッグの軽量化を目指す４つの整理テクニック

通勤バッグの軽量化を目指すための具体的な整理テクニックとして、以下の4つの方法をご紹介します。併せて、把握しやすく取り出しやすい収納を維持していきましょう。

バッグインバッグを活用

バッグインバッグは、「バッグの中の小物を整理するもの」としての用途だけでなく、バッグの軽量化にも一役買ってくれるアイテムとして活用されています。バッグインバッグを利用すれば、通勤バッグの中の必要なものをコンパクトに収納でき、別の通勤バッグに変える際もスムーズに移動できます。

 

また、職場から外回りに出かける際に通勤バッグから取り出すだけで荷物の軽減ができるのも軽量化のポイントです。スタイリッシュなバッグインバッグなら、ランチの時などクラッチバッグとして持ち運ぶこともできてとても便利です。

本や手帳はデジタル化

普段、本や手帳を持ち歩く方は、電子書籍やデジタル管理に切り替えることでバッグもかなり軽量化できます。最近の電子書籍は、「オーディブル」という聴覚的なデジタル化が進んでおり、読み上げによって朗読を聞くことができます。ブルートゥースでスマホとイヤホンを繋げれば、音楽を聞くように読書ができ、通勤時間を有効活用できるでしょう。

電子マネーを活用

最近では、電子マネーで支払える場所が増えてきています。電子マネーは、レジでかざすだけで決済ができるため、現金を持ち歩く必要がなく、支払いもスムーズに行えるのが魅力です。財布は、通勤カバンの中に入れておくべきアイテムとして必須なものですが、軽量化を目指すには、中身を減らして財布そのものを小さくしておきたいアイテムでもあります。

 

電子マネーを活用することで、現金もキャッシュカードも必要がなくなり、結果的に荷物を減らすことができます。

重たいアイテムは軽量化

通勤バッグで重たいアイテムといえば、パソコンです。仕事上、どうしても持ち歩く必要があるのであれば、これを機に「軽量ノートパソコン」の購入も検討してみてはいかかでしょうか。パソコンに限らず、周辺機器も持ち歩く必要がある場合は、コンパクトな代替品がないか検討してみるのもいいかもしれません。通勤バッグ自体が重たければ、どんなに荷物を見直しても限界があります。

 

通勤バッグの素材を耐久性のあるナイロン製に変えると、収納力はそのままでバッグ全体の重さを軽減できます。

軽い素材のバッグに変えてさらに軽量化を目指そう！

通勤カバンの重さを軽減し、少しでも快適に通勤したいという方は本当に多くいらっしゃいます。通勤バッグを軽量化するためには、「バッグの中身を見直す」「重たいアイテムはデジタル化」「バッグ自体を軽量化」の３つのポイントをしっかり押さえておきましょう。バッグの中身が整理できれば、大きなバッグも必要なくなります。

 

さらに、軽い素材に変えれば、快適な通勤が望めます。ぜひ、できることから始めていきましょう。